Item type |
学術雑誌論文 / Journal Article(1) |
公開日 |
2020-11-25 |
タイトル |
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タイトル |
当院における精神科作業療法の役割-病棟による違いがあるのか- |
言語 |
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言語 |
jpn |
資源タイプ |
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資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 |
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資源タイプ |
journal article |
ID登録 |
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ID登録 |
10.57502/00000065 |
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ID登録タイプ |
JaLC |
著者 |
下川, 幸蔵
堀, 敦志
寺前, 綾
高橋, 幸代
山口, 明夫
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抄録 |
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内容記述タイプ |
Abstract |
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内容記述 |
看護師が作業療法に期待する役割を把握し,作業療法による精神障害者の生活機能の向上をより効果的にすることを目的に研究に着手した.【対象および方法】福井病院の開放病棟,閉鎖病棟および療養病棟に勤務する看護師にアンケートを実施した.作業療法に期待する役割や職域を13項目の中から5つ選択し,その5項目に25点を割り付け,優先順位をつけるよう求めた.13項目について分配された数値を各病棟で比較した.【結果】各病棟間で有意差が認められた項目は2項目で,[達成感の獲得]が療養病棟で有意に高く,[手段的日常生活活動]は開放病棟,閉鎖病棟で有意に高かった.【考察】療養病棟では症状が慢性化して管理された生活に馴化してしまっている患者が多く,自己実現への関わりを希望する一方,開放病棟・閉鎖病棟では,今後に向けて自ら生活を組み立てていくことを必要とする患者が多く,実生活への関わりを希望している表れではないかと考える.作業療法士は,これらの期待の違いを意識しながら看護師をはじめとする他職種と協業し,患者の生活機能の向上に向けて関わりを持つ必要がある. |
書誌情報 |
福井医療科学雑誌
en : Fukui Journal of Medical Sciences
巻 17,
p. 41-44,
発行日 2020-11-25
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出版者 |
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出版者 |
福井医療大学 |
ISSN |
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収録物識別子タイプ |
ISSN |
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収録物識別子 |
24240176 |